オゾン水どんな場面で活躍するの?

オゾンは大きく分けて、消臭用途と殺菌用途に使用されます。消臭は気体のオゾンで、殺菌はオゾン水で行われることがほとんどです。オゾンでの消臭や殺菌は、化学薬品などと違って、残留せず環境への負荷がないために、広く使われています。

ひと昔前に化学薬品を使って消臭や殺菌が行われていたのは、コストが安かったからという理由がありますが、現在ではオゾンでの消臭や殺菌が低価格化した結果、環境に優しいオゾンが選ばれています。

ここで3つの事例をご紹介いたします。

事例1:野菜とオゾン水

家で野菜などの食べ物をオゾン水で洗います。オゾン水を使えば、雑菌は全て死滅しますし、農薬が残留していても全て分解されます。この原理を使って、食品加工場や飲食店で、殺菌用途に使われていたり、歯医者さんが医療用によく使っていたりもします。その他、プールなどで、塩素よりもオゾン水を使って殺菌したり、もっと広い場所で大規模に使われていたりもします。

事例2:環境とオゾン水

これまで大量の農薬を散布して芝生を育てていたゴルフ場が、オゾン水を散布することにした事例があります。農薬は地中に浸透し、環境ホルモンとして川に流入し、河川の生態系を壊します。川に住む魚や貝は、環境ホルモンが原因で、オスよりもメスの方が多くなり、やがて川に住む生物がいなくなります。農薬をオゾン水に変えることで、環境ホルモンの発生を防ぎ、川の生態系が徐々に元通りに戻っていきます。

事例3:農薬とオゾン水

これまで米を作っていた水田の跡地で、パプリカを作り始めた農場があります。地下水をくみ上げて、無農薬でパプリカを作ろうとしたところ、米を作っていた時に使用していた農薬が地下水まで浸透しており、汲み上げた水に多量の農薬が混ざっていました。これをオゾン処理し、農薬をオゾンで分解して真水にし、さらにオゾン水にし、パプリカを育成しました。殺菌効果を持つオゾン水のおかげで虫がつかなくなり、糖度の高いパプリカを作ることができました。

オゾン水はこんな所で利用されています!

飲食店、食品加工業、スポーツ施設、精密機器メーカー、工場、病院、薬品メーカー、ペットショップ、美容室、農業、清掃業、一般のご家庭などなど。