オゾンの殺菌・脱臭効果

オゾンの殺菌効果

オゾンでの殺菌は、オゾンの気体での殺菌、オゾン水での殺菌の2種類に大別されます。気体での殺菌は、密閉された空間に、大量のオゾンを放出させ、殺菌を行います。気体で殺菌を行う場合は、かなりの高濃度にしなければなりません。

殺菌用途に使われるのは、主にオゾン水の方です。オゾン水は強力な殺菌能力を持っており、1ppm少々の濃度で、ほとんどの雑菌やウィルスが死滅します。

このように、オゾンは気体であれ、オゾン水であれ、強力な殺菌効果があります。

オゾンの消臭・脱臭効果

オゾンが強い酸化力を持つということは、これまで説明してきた通りですが、この「酸化力」というのは、酸素分子と結合して、消えて無くなることを意味しています。O3だったオゾンは、何かを酸化させるとO2である酸素になります。この原理を使って、消臭が行われます。

例えば、ホテルの一室が喫煙室で、タバコのニオイがとても強く残っていたとします。このニオイを何とか消したい。そんな時は、オゾン発生器を使って、ニオイを消し去ります。オゾン発生機を使って室内にオゾンを充満させ、タバコのニオイの原因になっている物質にオゾンをぶつけ、酸化させ、ニオイを根元から消し去ります。

ニオイの元が消えて無くなっているので、また誰かがタバコを吸わない限り、タバコのニオイは戻りません。このような消臭効果から、日本国内のホテルや旅館のほとんどは、オゾン発生器を持っています。それでは、オゾンでの消臭は、他の消臭方法とどのように違うのでしょうか。

方法その1:芳香剤

消したいと思っているニオイより強いニオイを出して、鼻をだます方法。ニオイは消えていません。

方法その2:消臭スプレー

多くはマスキングと言って、ニオイの元を包み込んで封じ込める方法。効果がなくなればニオイは戻ります。

方法その3:オゾン消臭

ニオイの元を分子レベルで分解します。ニオイは根元から消えて無くなります。

芳香剤、消臭スプレーはどちらも薬剤なので、使用した後に残ってしまうことがあります。オゾンは消臭した後は酸素に戻るので、何も残らず、環境にも優しく、安心です。